島歯科ブログ

矯正治療のタイミング

こんちには!矯正担当医の島です😀

 

最近はかなり涼しくなってきて、もうすっかり秋ですね🍂

秋は過ごしやすいですし、いろいろな楽しみがありますよね♪

 

私は先日、子供たちとブドウ狩りに出かけました🍇

自分で選び取ったブドウは格別に感じましたし、ブドウ農園の美味しい空気を吸ってリフレッシュできました✨✨

 

明日13日には富山県のまん延防止等重点措置が解除されますが、

以前、警戒レベルはステージ3を継続中とのことなので、、、

感染対策を十分に徹底しながら色々な秋を満喫したいですね❗️🍠

 

 

さて今回は矯正治療を始めるタイミングについてお話しします💡

 

歯並びが気になるけど、今からではもう遅いのではないか?

 

今すぐ始めたほうがいいのか?

 

特にお子さんの矯正では生え変わりもありますので、どのタイミングで始めたらいいのか迷われる方も多いかと思います

 

 

基本的に矯正治療はいつでも始めることは可能です👍

 

3歳からでも噛み合わせによっては、取り外し式の装置やMFT(お口のトレーニング)などの治療を始めた方が良い場合もありますし、(→MFTってなあに?)

 

ご年配の方でも歯や歯周組織の状態に大きな問題がなければ何歳になっても矯正治療を始めることが可能です😊

 

 

実際には歯列や生え変わりの状態によって開始時期や、治療内容が変化してきます。

 

✔開咬(前歯が噛み合っていない)や反対咬合の場合は3歳頃からでもトレーニングにより予防的な改善が期待できます👶

 

✔歯列の拡大などは6歳臼歯が萌出完了する68歳頃から行うとより効果的です👦

 

✔1012歳頃ですと子供の矯正治療で出来ることが限られてきますので、大人の矯正治療(全体的な治療)にて始める場合が多いです🙆‍♂️

 

この時期から全体的な矯正治療を行うことで、乳歯が抜けたスペースや残余成長などを利用できるため、抜歯しなくても配列できる可能性や、治療後の安定性に優れるといったメリットもあります

 

12歳頃から全体的な大人の矯正治療を行った症例(12歳女性)

★治療概要★

主訴:八重歯

診断名:叢生を伴う骨格性上顎前突

抜歯部位:非抜歯

使用装置:マルチブラケット装置

治療期間:1年2カ月

治療費:770,000円

起こりうるリスク:歯根吸収、歯肉退縮、知覚過敏、歯髄充血

 

 

✔成人の矯正になりますと、基本的に開始時期による違いはありませんが、

年齢が上がるにつれて、歯周組織の状態が劣ることが多く、治療後の歯肉退縮などが生じやすくなります。

 

また、欠損した歯があったり歯周病が進行している場合は治療範囲を制限したりする必要もあります

 

成人の方の場合、始める時期が遅くても治療にはほとんど影響はありませんが、

早く始めることでキレイな歯並びの人生は長くなりますので、お口の健康にとっても効果的といえます☘️

 

 

以上の内容はあくまで目安ですので、もちろん個々の歯並びの状態によって最適なタイミングと治療方針を検討する必要があり、

その適確な判断が、より効率的で効果的なストレスの少ない矯正治療につながります💡

 

このガタつきは今からでも治せるかな?

 

うちの子の歯並びはこのままで大丈夫かな?🤔

 

そんなふうに悩まれている方も、

タイミングはあまり気にせず、まずはお気軽にご相談ください☺️

 

 

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