島歯科ブログ

鼻と口、正しい息の吸い方は?

こんにちは!スタッフの杉木です

今年は2カ所の花火大会に行ってきました

夜空を彩る花火を見て涼を味わいました☺️

みなさんはいかがお過ごしでしょうか

今回は「口呼吸と鼻呼吸の違い」について

夏休みの自由研究として少し詳しくお話します!

みなさんは口と鼻どちらで呼吸していますか?

正しい呼吸は 《鼻呼吸》です!

それぞれ(鼻呼吸と口呼吸)の特徴について3つお話します!

  • ひとつめ

副鼻腔というフィルターを通ることで 綺麗で加湿された空気が肺に送られます

ウイルスや埃が含まれる乾燥した空気のまま肺に直接入ってきま

【もっと詳しく

線毛は気管支(肺の入り口)に入ってきた異物を、粘液でキャッチし喉の方へ押し出す役割をしています。

しかし、口呼吸で乾燥した空気が入ってくると 粘液が乾いてしまい、線毛が弱り、汚い空気がそのまま肺に入ります。

その結果、《喘息やアレルギー、花粉症、肌荒》になってしまいます。

肺では酸素と二酸化炭素の交換が行われています。

加湿された酸素でないと二酸化炭素と交換ができないため、口呼吸で送られてきた酸素は交換されずそのまま出ていってしまいます。

脳に十分な酸素が送られてこないので

《ぼーっとする、イライラする、落ち込みやすい、疲れやすい、体がだるい》などの影響が出てきてしまいます

  • ふたつめ

頬がふっくらした綺麗な横顔になる

顎がひっこんで、のっぺりした顔になる

 

【もっと詳しく

口呼吸はベロが下にあり、いつも口が開いた状態です。

鼻呼吸はベロが上にあり、いつも口を閉じた状態です。

目の下の中顔面と呼ばれる部分が

ベロが上にあると《前下方》に成長するのに対し

ベロが下にあると《真下》に成長するため

横顔に差が出てきてしまいます。

呼吸の仕方で骨格まで変わってしまうので

子どものうちから鼻呼吸の習慣をつけておきたいですね☺️

  • みっつめ

歯並びが良くなる

出っ歯になる

【もっと詳しく

歯は頬・舌・唇の筋肉によって囲まれています。

唇の力は300g(1個分)

舌の力は2kg(2ℓのペットボトル)

歯が動く力は2g(1円玉2枚)と言われています。

口呼吸で唇を閉じる力が弱く、舌で歯を押す癖があると力比べに負けた歯はどんどん前に出てきてしまいます。

前歯が出ていることで更に唇が閉じづらくなるというループに入ってしまいます

⠀⠀

ベロが上についていると

舌の周りを囲んで大人の歯が生えてきてくれるので、自然と綺麗な歯並びを作ってくれたり、

頬の筋肉に負けないので、平らで広い上顎に成長します。

ベロが下にいると

好きなところから歯が生えてきて歯並びがガタガタになったり、

頬の筋肉に負けて V字型の歯列、狭くて深い上顎に成長します。

また、鼻の骨にまで影響を与えて鼻呼吸しにくくなる場合もあります。

ご家族で上顎の形を見せ合いっこしても楽しいかもしれませんね

いかがでしたでしょうか?

呼吸の仕方だけで 健康にも骨格にも影響が出ることを知っていただいて、

⭐鼻で呼吸すること

⭐️ベロは上顎につけること

⭐️歯をベロで押さずにつばを飲むこと

この3つを守って健康な体と綺麗な歯並びを目指しましょう☺️

 

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